ファミレス業界でも熾烈な争い
ファミリーレストランでも朝食戦線は激化している。なかでもコスパ面で注目を集めているのが、ガストのモーニングメニュー「トースト&ゆで卵セット」(税抜299円)。トーストにゆで卵、日替わりスープおかわり自由かつドリングバー付きだ。さらに追加料金を払えば、「コーンたっぷりピザトーストセット」(税抜399円)などにアップグレードすることも可能。
そんなガストの対抗馬として注目されているのが、デニーズの「モーニングサービス」。昨年3月から始めたメニューで、単品ドリンク(235円)を注文すれば、ゆでたまごとハーフトーストが付いてくる。ドリンクはドリップコーヒーを選択すればおかわり自由。こちらも+103円で、ミニサラダやコーンスープ、ベーコン一枚などを追加することができる。
バーガー系チェーンの「朝」メニュー
ハンバーガーチェーンはどうか。価格面で他を寄せ付けないマクドナルドの「朝マック」は、「ドリンクS」とセットの「ソーセージマフィン」(200円)、「ソーセージエッグマフィンコンビ」(300円)などに加えて、「マックの裏メニュー2」と称して6月上旬までの期間限定でベーコンをプラスした「裏ソーセージマフィンコンビ」(340円)が発売中だ。
対して、クオリティ面で勝負するのがモスバーガーの「朝モス」。「モーニングバーガーB.L.T.ドリンクセット」(430円)などの定番メニューをはじめ、管理栄養士が監修のミートエッグ、サラダ、トーストがセットとなった「バランスプレート〈卵とベーコン&ミートソース〉ドリンクセット」(550円)といった本格的なものもラインアップ。セットとなるドリンクもコーヒーはコロンビア豆100%、紅茶は紅茶研究家セレクトで各Mサイズだ。
熾烈な争いを繰り広げる各社のモーニング。“朝ごはんは外でとる”というライフスタイルが、今後根付くかどうか。