「リボ払いの罠にハマり、借金が返せなくなる40~50代女性は決して珍しくない」と言うのは、ファイナンシャルプランナーの高山一惠さん。
「今の20~30代前半の人たちは、生まれた時からデフレなので、お金や将来に関して堅実なタイプが多いのですが、40代後半から50代前半の“バブル世代”は、お金の使いっぷりが派手な傾向が。
給料が上がらなくても、あれも欲しい、これも必要、とがまんができないんです。それで、キャッシングやカードローンに手を出し、月々の返済額が少ないリボ払いを選択してしまう。50代女性が借金苦に陥るパターンの典型例といえます。
私の事務所に相談に来る50代女性の中にも、ママ友とのランチ代や服飾代など、生活費用の借金をしている人がたくさんいます」(高山さん・以下同)