ネットサーフィンをしていて、しばしばフラストレーションの種となるのが広告の表示だ。広告バナーがあまりにも多く表示され、お目当てのコンテンツになかなかたどり着かなかったり、広告の読み込みに時間がかかるあまり、サイトがなかなか表示されなかったりと、快適なネットサーフィンを妨げてしまうことも珍しくない。また、普通の広告であればまだしも、悪質なアダルトサイトに誘導するものや、怪しげなアプリをダウンロードさせようとするものなど、悪質な広告も存在しており、ネットユーザーにとっては脅威となっている。
できればネット上の広告は表示させたくない──そう思うネットユーザー向けのサービスとしてGoogleが海外でスタートさせたのが、一部のサイト上の広告を非表示にする有料サービスだ。
「Google Contributor」というこのサービスは、月額5ドルを支払うことで、当プログラムに参加するBusiness Insider UK、Eurogamer、Popular Mechanicsなどの12サイトの広告を非表示にできるというもの。ユーザーから徴収された料金は、参加サイトに分配される。北米、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドで運用が開始されており、今後他の国でも導入される予定だという。