家計

家庭の収入アップに繋がる夫操縦術、「孫子の兵法」を参考に

『孫子』の兵法に学ぶマネー術

『孫子』の兵法に学ぶマネー術

 小池百合子都知事は都政運営に、孫正義ソフトバンク社長は経営に応用。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』にも登場し、注目を集めている中国の古典『孫子』には、人生哲学がたっぷり詰まっている。しかも、マネープランにも応用できるということで、『孫子』の兵法に学ぶマネー術を読み解いた。

 夫婦の間の“小遣い戦争”については、《上下欲を同じくする者は勝つ》の考え方を知れば、自ずと収束するはずとファイナンシャルプランナーの山田英次さんは言う。

 勝者は、上司も部下もみな、同じ方向を目指しているという意味。志を同じにしないと大事は成し遂げられない。

「支出を減らしたい妻と自由なお金が欲しい夫が話し合いをした場合、収拾がつきません。家計管理では夫婦が同じゴールを共有していることが大切。話し合いの場では、あいまいに“節約しているから渡せない”ではなく、“収入から固定費を引くと3万円しか余裕ができない”など、合理的な数字を出して説得すれば、夫も家計の実態を共有でき、納得して引き下がってくれるはず」(山田さん)

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