今年2月には動画投稿サービス「FC2ライブ」でわいせつ動画を配信したとして、チャットレディーのアルバイトをしていた19~32歳の女性3人と手助けをした業者が公然わいせつの疑いで逮捕された。
ここまで過激な内容でなくとも、若い素人女性が全世界に自分をさらけ出すリスクは大きい。リスナーに自宅住所を暴かれて引っ越しせざるを得なくなる配信者もいる。中継の背後に映り込む買い物袋やわずかに聞こえる電車の音などから自宅が特定されるのだ。
あさの氏も「一般の女の子は手を出さないほうがいい」と警告する。
「ちやほやされて簡単にお金を稼げるので、つい足を踏み入れてしまいがちですが、顔出しで配信するのは危険すぎるし、動画は残るので将来にわたってリスクがあります」
女子中高生が“お小遣い稼ぎ”のために踏み入れるには、アブなすぎる世界と言わざるを得ない。
※SAPIO2017年7月号