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眞子さまご婚約で女性の結婚への意識の高まりに拍車か

「弊社の今年5月の調査では、彼からプロポーズしてもらえるようにアクションを起こしたことのある女性は5割以上にのぼりました。プロポーズをアシストすることで、決心がつかなかった男性の背中を上手に押してあげているようです。その一方で、毎年約3~4割の女性が『逆プロポーズもあり』とも回答しています。プロポーズは“男性から”という根強い認識から“どちらからであっても、2人のこれからについて思いを伝える機会”に変わって来ているのかもしれません」

ロイヤルウエディングは結婚式のトレンドにも影響

 では、晴れて結ばれたカップルは、どういった式を挙げるのだろうか。昨今のトレンドについて、前出・菊地氏が続ける。

「ウエディングの形式は多様化しています。ただし、共通するのはゲストの満足度も考慮に入れた“未体験”を意識する傾向でしょう。インターネット、スマートフォンの普及に伴い、ウエディング情報サイトやインスタグラム等で国内外のウエディング情報を簡単に収集できるようになりました。例えば、海外のウエディングシーンで人気の『高砂ソファ』。一般的な高砂とは違い、メインテーブルを取り払うことで、新郎新婦とゲストの距離感が近くなり、互いにコミュニケーションが取りやすくなると人気です。

 さらに、『セックス・アンド・ザ・シティ』などといった海外人気映画にも影響されることも多く、映画に出てくるようなおしゃれなウエディングに憧れを持っている若者も多いようです。とはいえ、ゲストの属性による影響が大きいため、職場関係者の人数やゲストの顔ぶれによってはこれまでの格式高い結婚式が根強く支持されているのもまた事実です」

 一方でこうしたウエディングトレンドは、ロイヤルウエディングの影響を少なからず受けるという。直近でいえば、2011年に世界中の注目を集めた英国ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が好例だ。

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