例えば、たった1つだけのテクニカル分析でチャートを読み切ろうとしたり、または、「隅から隅まで利益を取ってやろう」とムキになり、欲望のままにトレードをしたり、そのような“問題行動”を繰り返しているからこそ勝手にダマシにあってしまうのです。
最低でも2つ以上のテクニカル分析を活用し、腹8分目、もしくは腹6分目程度の利益で満足すること、そして何よりまずはご自身のライフスタイルに合ったトレードスタイルを選ぶ、といった基本的なルールを丁寧に守ってトレードを行うのなら、少なくともダマシにあうようなことはないでしょう。
ただ、このような話をしても「どうしても信じられない」と考える方もいらっしゃるかもしれませんので、私の生徒さんのエピソードを1つ紹介させてもらいます。
その生徒さんも最初は「本当にテクニカル分析で勝てるようになるのか?」と半信半疑だったようですが、なんとその方はトレードを一切せずに2年間もストキャスティクスをチャート上で追いかけ続けます。その結果、「テクニカル分析を使って勝てる」と確信されたそうです。
そして現在は、現物トレードでしっかりと利益を出されています。あまりにも利益を出されているので、証券会社から「講師をやってくれないか」とオファーが届くほどになりました。具体的な利益額はうかがっておりませんが、講師のオファーが来るということはよほどの利益を出されているということが分かりますよね。