中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

ラーメン&カレーのトッピング、コスパと味の悩みどころ

 そして、とんこつラーメンチェーンの一風堂では必ず80円の「切り落としチャーシュー」を頼みます。これがビールのつまみにも良く、残りをラーメンに入れてしまうとより肉肉しい感じになっていきます。通常のチャーシュートッピングは200円なので、私はこちらを選びます。そもそも、「切り落とし」は隅っこの味がよく染み込んだ部分なわけで、濃い味付けを好む人間にとってはこちらの方が有難い。

パクチーは他に替えがないトッピング

 さて、そんなトッピング好きな私は最近カレー屋めぐりをしていました。すると、よく見かけたのが「パクチートッピング」です。100円のものから300円のものまで様々なのですが、これは正直うまい商売だと思います。

 パクチーをかけると味はガラリと変わるし、他に替えがないトッピングなんですよね。とにかく「パクチー食いてぇ~」と思ったら絶対にかけたくなる。そこはもう値段は関係なくなってしまうのです。

 某ラーメン屋では、パクチートッピングが100円でできます。味玉子やコーンと同じ料金なのですが、量が本当に少ない……。しかし、これが少し入るだけで途端にタイで食べてるラーメンのようになり、美味さが増すため、控えるわけにはいかない。恐らくはパクチー1本分を刻んだものでしょう。これが100円。

 毎度店を出る度に「あの量で100円は高いよな……。でも、あった方がウマいよな」と1%ほどの微妙な感覚を味わうわけですが、まぁ、通常の醤油ラーメンにパクチーを入れるという発想はこの店で覚えたわけです。

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