バラエティー番組にレギュラーを何本も持つ人気芸人がいる一方で、劇場を中心に活動する芸人たちも少なくない。テレビで活躍する芸人たちは、「月収何百万円」なんていう話も頻繁に報じられているが、あまりテレビに出ない“劇場芸人”たちのギャラ事情はどうなっているのだろうか。
お笑い事情に詳しい業界関係者によると、芸人が出演する「劇場」には、いくつか種類あるという。
「たとえば、吉本興業のなんばグランド花月やルミネtheよしもと、浅草なら浅草演芸ホールや東洋館などは、常設の劇場です。大御所から若手までいろいろなタイプの芸人が出演するのが特徴。そのほかに、若手が主に出演する小規模の常設劇場もあります。多くの場合はお笑い事務所が運営しており、吉本であれば若手専用劇場を複数抱えています」
では、常設劇場でのギャラはどういったシステムになっているのだろうか。前出の関係者が説明する。