うどんを楽しみたいか、トッピングを楽しみたいか
うどんの量が違うとはいえ、2大うどんチェーンで意外と差があった最安メニュー。単純に最安値価格だけ見れば、『はなまる』なら130円あればうどんが食べられる。とはいえ重要なのは「何を食べたいか」だと話すのは、うどんが大好物だという40代男性Aさん。
「私の場合は、ガッツリうどんを食べたいときと、たくさんのトッピングを食べたいときで、『丸亀』に行くか、『はなまる』に行くかを決めています。麺をしっかり食べたいときは『丸亀』で『大』を頼んで、トッピングは天ぷら1つくらい。一方、『はなまる』に行くときは、もっぱら『かけ・小』であとは天ぷらを3種から4種頼みます。『はなまる』はトッピングを食べに行く感覚です」
また、Aさんと同じく、うどんチェーンに頻繁に足を運んでいるという20代女性のBさんはこう話す。
「ダイエットで炭水化物を控えたいときには、『はなまる』の小サイズが本当に助かります。おでんがあるお店もあって、いろいろなメニューを楽しめるのもうれしい。でも、『丸亀』はネギ入れ放題なのがポイント高いですね。事実上トッピングひとつがタダのようなものなので、日によってネギの量を変えてバリエーションを楽しむこともあります」
単純に最安値うどんメニューということであれば、『はなまる』の「かけ・小」がズバ抜けて安いように見えるが、それぞれのチェーンに価格だけでは計れない魅力があるようだ。