FOMCの結果が日本で明らかとなるのは、日本時間の9月21日未明。奇しくも9月20日~21日にかけて日銀の政策決定会合も開かれるため、日米の中央銀行の判断が株式市場を大きく揺さぶる可能性も高まっている。
米国が金融引き締めに動く一方で、日本が金融緩和を継続することで日米金利差拡大からドル高円安となれば、日本株に資金が流入する期待も高まるが、セオリー通りなら米国株の暴落が現実味を帯び、日本株も無傷ではいられない。日経平均株価の大幅下落もあり得るだろう。かつてのブラックマンデーやリーマン・ショックなどの世界的大暴落も秋に起こっているだけに、Xデーとなる「9月21日」に向けて、投資家は警戒を怠らないようにしておきたい。