iPhone登場10周年記念モデルとなる最上位機種「iPhone X」が発表された。シリーズ初の全面ディスプレイ、顔認証でロックを解除する「Face ID」、ワイヤレス充電など、革新的な技術を集結させたスペックはもちろんのこと、決して安いとは言い難いその価格もまた大きな話題となっている。
アップルの公式サイトで販売されるSIMフリー版iPhone Xの価格は、256GBモデルが12万9800円(税別)、64GBが11万2800円(税別)だ。
NTTドコモで契約すると256GBが月5994円の24回払いで合計14万3856円、さらに「月々サポート」で月2376円(24回で5万7024円)割引され、実質負担金は月3618円の合計8万6832円だ。64GBでは、月5211円の24回払いで12万5064円、月々サポートで月2358円(24回で5万6592円)割引され、実質負担金は月2853円の24回払いで6万8472円となっている。スマートフォン事情に詳しいITジャーナリストはこう話す。
「iPhone Xは、価格帯的には一般的なノートパソコンと同じくらいで、スマートフォンとしては高いといえます。現状、ソフトバンクとauはまだiPhone Xの価格を発表していませんが、ドコモと比べて大きく安くなるということは考えにくい。256GBモデルで割引含めて実質8万円はかかるのではないでしょうか」(以下同)