iPhone Xは10月27日に予約開始、実際に商品が販売されるのは11月3日となっている。
「予想では、実際に市場に出回る数は決して多くないといわれています。少なくとも2018年前半までに需要に応えられるだけのiPhone Xが供給されるとは思えない。転売という形で価格が高騰する可能性もあると思います」
プレミア価格はどこまでつくのか?
今回発表されたiPhone Xは「シルバー」と「スペースグレイ」の2色。事前には「ゴールド」もライナップされるのではないかとの噂もあった。
「ゴールドに関しては製造が間に合わなかったのではないかとの見方もあります。そういったことも含めて、iPhone Xの製造ラインは必ずしも万全ではなく、これまでよりも品薄になるのではないかとの予想が多い。転売業者もそこには敏感になっているようです」
過去のiPhoneシリーズはどれくらいの価格で転売されていたのだろうか。
「たとえば、iPhone 6、iPhone 6 Plusは、発売日に日本国内のApple Storeに中国系の転売業者が押し寄せ、大量に購入しましたが、当時の中国内での転売価格は定価の2倍程度だったと言われています。それを基準に考えれば、iPhone Xの256GBモデルが25万円くらいの値段で取引される可能性もあるかもしれません」