妻の勤務「20年以上」or「19年以下」で明暗
加給年金も振替加算も、夫が厚生年金に20年以上加入し、妻の厚生年金加入期間が19年以下であることが条件。
共働きの家庭の場合、妻が厚生年金にどれだけ加入しているかによって、もらえる金額が違ってくる。
「妻が厚生年金に19年加入した場合と、20年加入した場合では、年金額の違いは年間2万円程度ですので、65才から90才まで年金を受け取った場合は約70万円プラス。加給年金は最大で年間40万円受け取れるので、こちらの方が断然お得です。2才以上年が離れているのであれば、厚生年金の加入は19年以下にした方がよいでしょう」(北村氏)
己を知り、年金制度を知れば、老後危うからず、なのだ。
※女性セブン2017年10月5日号