「まずは会場となるネイキッドロフトに、『出演のお願い』というメールを送ることから始めました。普通のビジネスメールですね。イベントが決まってからは、チケット販売はロフトさんのほうでやってくれたので、私はスクリーンに映す出すパワーポイントの資料を作ったり、告知をしたり、限定グッズを制作しました。チケット代は3000円(前売り券は2500円、飲食代は別)で、60人くらい入る規模のハコでしたが、ファンの皆さんのおかげで完売して、大成功のイベントとなりました」
会場を借りてのトークイベントが多めだが、これまでには古民家や一軒家のレンタルスペースを借りて、みんなで料理を作って談笑する「はらだんとだらだらする会」、夏にはヨーヨーや型抜きの出店を用意した『はらだん祭り』、居酒屋を貸し切る「酒処 原田」というイベントなどを開催。
そのほかにも、フリマでオリジナルグッズや愛用品の販売をしたり、カフェで「まくらちゃん」(原田さんオリジナルキャラクター)の個展・コラボカフェを開催したという。
「一般的には会場での飲食バックやチケットバックなどの収入もありますが、スタジオ代やさまざまな費用がかかるので、チケットや飲食の売り上げからの利益はそれほどなく、基本的には物販で収益を得ています。これまでに最大で15万円くらいの利益になったイベントもありますが、なかにはギリギリ赤字にならなくて済んだイベントもありましたね」