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「ダブルベッドなのに布団はシングル」他、宿泊施設の布団・ベッド珍事件簿

旅先において、寝具は重要なポイント

旅先において、寝具は重要なポイント

 旅行をする際の最大の関心事といえば「どこに行くか」だが、それと同じぐらい大切なのが「どこに泊まるか」。後々思い返すと、観光地よりも泊まったホテルの方が印象に残るというのはよくあること。これまでフリーライターとして全国を飛び回ってきた金子則男氏が、旅先でのベッドや布団にまつわる珍事件について語る。

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 ホテルの部屋に泊まる際、部屋の広さ、眺望、清潔度、アメニティの充実度……チェックポイントは人それぞれだと思われますが、結局のところ一番大事なのは「ベッド」と「布団」ではないでしょうか。「寝られればOK」が信条の私ですが、ベッドや布団で驚いたことが何度かあります。

 埼玉県秩父地方の有名なお祭りに行き、飛び込みで民宿を探した時のこと。案内された和室に入ると、バス・トイレがなかった(共同だった)のは了解済みでしたが、部屋は完全な北向きでジメジメしてします。

 寝る際に浴衣が見当たらなかったので、とりあえずふすまを開けると、そこにはぎっしり布団が詰め込まれており、その隣も、そのまた隣も同じ有様。しかもテレビの下には、読み古された漫画が乱雑に積み上げられています。どうやら普段は布団置き場兼バイトの寝床として使われている部屋に案内されたようでした。

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