スーパーよりもドラッグストアの方が安い“あの”商品
【1】チョコはドラッグストア
「店頭に山積みにされるチョコレートなどの激安品は客寄せパンダのような商品。主力商品の医薬品や化粧品の利益率が高いため、それ以外の商品の価格を思い切り下げて激安を実現しています。定番のチョコ菓子や柿の種などのおつまみ系菓子、缶コーヒー、日本茶などは、スーパーよりドラッグストアの方が安い」(調達・購買コンサルタントの坂口孝則さん)
【2】卵が100円以下!
スーパーよりも安いのはチョコレートだけではない。「卵、牛乳、豆腐、食パンという“白物系”の生鮮食品はドラッグストアが断然お得」と言うのは、節約アドバイザーの丸山晴美さんだ。
「ドラッグストアはアイテムを絞り、同一商品を大量に仕入れて安く提供しています。“白物系”は野菜や肉より管理がしやすいので取り扱いが多く、食パン1袋や卵1パックが100円以下になることもザラです」
【3】PB市販薬が狙い目
各企業が企画して、独自のブランド名で展開するプライベートブランド商品(PB)。大手スーパーやコンビニですっかりおなじみのPBはドラッグストアにも存在する。目玉はやはり医薬品だ。
「ドラッグストアのPB医薬品は自社開発ではなく、製薬会社が開発した、商品のパッケージや名前だけを変えたもの。成分は同じなのに値段は半額になるものもあります」(ドラッグストアに詳しい金融ライターの齋藤惠さん)
例えばスギ薬局では、通常150錠1728円程度のエーザイの「チョコラBB」がPBでは140錠980円程度で売られている。