第2位はGM。2016年1月、アメリカの配車サービス大手のリフトに対して5億ドルの出資をしており、無人運転による配車ネットワークの構築を進めている。2016年7月には、自動運転システムを手掛けるアメリカのベンチャー企業であるCruise Automationを5億8100万ドルで買収している。
第3位はルノー日産。日産が開発した高速道路上での自動運転を可能にするプロパイロットを搭載した量産車(セレナ、エクストレイル、リーフ)が2016年より販売されている。ルノー日産は欧州、アメリカ、中国でもプロパイロット技術を搭載した新車を販売する計画である。今後、機能を追加し、2020年には完全無人運転能力を持つ新車を完成させる意向である。
第4位はダイムラー。ベンツSクラス、Eクラスなどに半自動運転機能を搭載している。2015年、メルセデスベンツの大型トラックは、世界で初めて、高速道路上で無人運転テストを行っている。
第5位はフォルクスワーゲン。2006年に国防高等研究計画局によるロボットカーレースに参加して以来、無人運転自動車の開発を続けている。2012年にアウディがネバダ州で、フォルクスワーゲンがカリフォルニア州で無人運転テストの許可を得ており、2015年にはアウディA7による無人走行テストがシリコンバレーからラスベガスまでの約550マイル間で行われた。
以下第6位から第10位までの社名を順に挙げるとBMW、Waymo(グーグルの親会社にあたるアルファベットの傘下企業)、ボルボ、デルファイ(アメリカの大手自動車部品メーカー)、現代と続く。