スーパーマーケットでの節約テクニックとして定番となっているのが「タイムセール」の有効活用だ。夕方以降になると、その日のうちに売りきらないと賞味期限が切れてしまうお惣菜やお弁当が30%から50%引きになることが多く、その時間を狙って買い物をしようとする人は少なくない。30代独身、会社員の男性Fさんは、スーパーのタイムセールを頻繁に利用しているという。
「いつも仕事が終わるのは18時くらいで、家に着くのは19時半くらい。帰る途中に近所のスーパーマーケットで夕食用の弁当を買うことが多いです。そのスーパーでは、19時くらいから弁当や惣菜が30%引きになるんですが、私は割引になっている弁当のみを買うことにしています。また、紙パック入りの飲み物も、賞味期限が近づいたものは30%引きで売られていて、それを買うことも多いです」
たとえば、400円の弁当であれば、30%引きで280円、つまり120円の節約となる。120円あれば500mlの紙パックのドリンクが1本買える計算だ。
「外食にはそれなりにお金を使いますが、家で弁当を食べるのであれば、そんなにお金をかけたくないという気持ちです。たまにデパ地下の弁当も買いますが、それも夕方以降の割引タイムでしか買いません」(Fさん)