「ビッくらポン!」のためについつい食べてしまう
くら寿司の大ファンだというのは20代の女性Tさん。1人で行くこともあるという。
「お寿司に関しては、高級店のようなものは期待できないとしても、とにかくハズレがないというイメージです。にぎり一貫で200円の『大とろ』よりも、二貫で100円の『熟成マグロ』や『えびアボカド』がお気に入りです。『あぶりチーズサーモン』なんかもおいしいです。高級なお寿司屋さんだと身構えてしまうし、あまり子供っぽいメニューも頼みづらいじゃないですか。でも、くら寿司ではヘンなこだわりを捨てて、好きなものを気兼ねなく食べられるうれしさがあります」
一方、サイドメニューも積極的に頼み、お腹いっぱいにするというのは30代の男性Rさん。
「お気に入りは、ちょっぴり感じる甘みが絶妙な『すしやのシャリカレー』。370円という値段は決して安くはないですが、量もしっかりあるので、お腹を満たすにはもってこいだと思います。あと、平日限定の『かけうどん』は130円と安い。200円の『かに爪入り茶碗蒸し』も意外なボリューム感でありがたいです」
そして、くら寿司でのおなじみのサービスといえば「ビッくらポン!」だ。寿司を5皿食べるごとに“ガチャポン”が引けるというもので、当たればオリジナルグッズがもらえる。家族でくら寿司に行くことも多いという前出Rさんはこう話す。
「ビッくらポン!をやりたいからと、子供がくら寿司に行きたがります。なかなか当たらないのですが、たとえばあと1皿食べればビッくらポン!が引ける…となったときは、『100円なら安いから、いいか』という感じで、大抵追加で食べてしまいます。まんまと戦略に乗せられています(笑)」
寿司だけでなく、様々な要素を楽しむことができる点も、くら寿司の魅力のようだ。