儲けているカリスマ投資家さえも、悔やんでも悔やみきれない「取り逃した大爆騰」はある── 彼らの「反省の弁」は今後の投資を成功に導く大きなヒントになるはずだ。
「RIZAPなど大化け銘柄が注目された今年の相場ですが、実はこの2年で任天堂(東1・7974)は株価3倍になるなど、小型株に引けを取らない上昇率の大型株もある」
そう話すのは、割安株投資を得意とする資産2.5億円のかぶ1000氏。
「10月の日経平均16連騰を後押ししたのはトヨタやメガバンクといった主力株ではなく、ハイテク関連のファナック(東1・6954)や東京エレクトロン(東1・8035)などと言われています。いずれも業績が絶好調で、外国人投資家が大きく買って株価を大幅上昇させた値がさ株です」
値がさ株とは1単元(最低売買株数)当たりの値段が高い銘柄のことで、株価上昇によって得られる利益は小型株より大きいが、購入金額も高くなる。