マネー

返還率7割 還付金請負人が教える過払い防止の相続税申告法

払いすぎても税務署は教えてくれない

 今や富裕層だけではなく、一般家庭にも降りかかる相続税。税務署から通達された通りに払うしかないと思ってはいけない。なぜなら、相続税を支払った人の多くは“過払い”の可能性があるからだ。

 そうした過払い金を取り戻してきた“還付金請負人”が、余計に払わなくて済む申告方法を指南する。

 相続財産に占める「土地」の割合は約4割で、最も大きいウエイトを占める。不動産鑑定士と税理士から組織される「フジ総合グループ」は相続税に特化した専門事務所だ。同グループ代表の藤宮浩氏(不動産鑑定士)が言う。

「土地評価には様々な“減額ポイント”が存在しますが、相続税に明るくない税理士は見逃しがちです。また、現地調査や役所調査をしないと気付けない減額要因は、特に見落としが起こりやすい。

 土地評価額を高く見積もって申告してしまうと、過払いとなってしまう。一度相続税を納めた後で、土地評価額に納得がいかなかったり、“減額ポイント”の存在を知った人からの問い合わせが増えています」

関連キーワード

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。