JRグループが春・夏・冬に期間限定で発売している「青春18きっぷ」は、旅費を安く済ませたい旅行者の強い味方。1日あたり2370円で普通列車が乗り放題となるのだから、これを使わない手はないが、さらに18きっぷを持っていると受けられる特典もある。
18きっぷといえば、「JRしか乗れない」というのが大前提のルール。しかしいくつかの私鉄には18きっぷで乗車することができる。例えば、
・青い森鉄道線の「青森~八戸」間、「青森~野辺地」間及び「八戸~野辺地」間
・あいの風とやま鉄道線の「高岡~富山」間
・IRいしかわ鉄道線の「金沢~津幡」間
に関しては、いずれも「普通列車の普通車自由席に乗車してJR線へ通過利用する場合に限り」という条件付きで、18きっぷで乗車することができる。逆に、JR線だと思って乗っていると、そのまま私鉄に変わってしまう路線も全国には多数あるので、そのあたりは車内放送などに注意を払う必要がある。