「米ドル円・米国株」との相関性
2つ目の材料は、『米ドル円・米国株との相関性』です。現在テクニカル分析において、大勢波動の月足、週足レベルでは、 円安・ドル高であり、米国株(NYダウ等)も新高値更新中です
米ドル円相場と日経平均株価の値動きは連動する傾向があり、円安ドル高が進めば、日経平均株価も上昇する傾向があります。また、米国株の上昇も、日経平均株価の上昇につながる傾向があります。
そうした意味で、米ドル円相場、米国株の動きも日経平均株価の下値を抑える要因となり得ると考えられます。
日経平均株価の売買比率
最後3つ目の材料は『売買比率』です。くりっく株365のデータ(12月13日現在)を確認すると、日経平均株価の売り越し枚数は21万枚以上です。売り玉が21万枚の水準からなかなか減らない状況がしばらく続いていますが、そのデータから1万8000円、1万9000円、もしくはそれ以下の水準で売り玉を持った方が、売り玉をホールドし続けているとイメージできます。
買い越し枚数はそれ以上にありますが、売り玉が21万枚以上あるということから、日経平均株価がガラガラ下落することは考えづらい、と言えます。なぜなら、相場が少し下落するだけで売り玉に対する買い戻し決済が入り、下値が抑えられると考えられるからです。