手元に資金を残しつつ返済していく過程では、“借り換え”という手もある。
「【1】残り債務が1000万円以上、【2】返済期間が残り10年以上、【3】現在の金利と借り換え金利の差が1%以上、という3条件がすべて当てはまれば、9割は借り換えたほうが有利になります」(深野氏)
借り換える場合は、「今年の秋口」までがポイント。
「世界経済の回復により、今年後半には日銀が量的緩和の出口政策として、現在上限0.1%の長期金利を0.2%程度まで引き上げると予想されている。借り換えするなら、秋口までに判断すべきでしょう」(深野氏)
※週刊ポスト2018年1月12・19日号