年末年始の長期休みにパチンコやパチスロを楽しんだという人も多いのではないだろうか。そこで気になるのが、“年末年始は勝てるのか”という問題だ。今回は、パチスロが大好きだというフリーライター・M氏が、2017年の年末と2018年の年始の収支を報告。あくまでも個人的な見解だが、“年末年始は勝てるのか”という問題にM氏流の答えを出した。
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黙っていても客が入る休日は「回収モード」というのが、パチンコ店のセオリーとされている。ということは、多くの人が休暇中であり、パチンコ店に行く人も増える年末年始は「回収モード」、つまり勝てないというのだろうか?
そんな疑問に答えを出すべく、2017年末から2018年のお正月にかけて、東京渋谷区と世田谷区の某地区を中心にパチスロ実戦を行った。
まず、大前提として、今回はいわゆる“プロっぽい”立ち回りではなく、打ちたい台をなんとなく打つという、ぬるい“休日スロッター”だ。開店前から並んで狙い台を打ったり、細かいデータを取ってパチスロの設定を予想したりといったことは一切していない。あくまで趣味のスロッターが、年末年始に勝てるかどうかを検証する。
ちなみに、パチスロの「設定」とは、その台の出玉率を店側が設定できる機能のこと。機種によって違いはあるが、「設定」は6段階が基本。設定1が最も出玉率が低く、(客が負けやすい)、設定6がもっとも出玉率が高い(客が勝ちやすい)。高設定台が多ければ、それだけ客に対して出玉でサービスをしているということになる。