住まい・不動産

大学に入って一人暮らしするならここに住もう【早稲田・慶応大学編】

キャンパス周辺は学生街として賑わう(写真は早稲田大学)

 大学入試センター試験も終わり、いよいよ受験シーズンに突入。受験生の中には、大学に入ったら一人暮らしを始める人も多いだろう。初めての一人暮らしに心が浮き立つのは分かるが、住む場所の当たりハズレは、学生生活の充実度に大きく影響するもの。私学の雄と呼ばれる早稲田大学、慶応大学に合格した場合、どこに住むのが正解なのか? ライターの金子則男氏が、各大学別のおすすめタウンを紹介する。

【早稲田大学】(東京都新宿区)

 早稲田大学は、早稲田の本部キャンパスほか、大久保(理工学部)や所沢にもキャンパスがありますが、ここでは早稲田に通う場合を紹介します。

(1)大学近辺
 どんな学生生活を送るにせよ、大学の通学時間は短い方がベスト。早稲田大学近辺は伝統ある学生街ゆえ、アパートなどの賃貸物件がとても充実しているので、まず検討すべきはこのゾーンです。基本形は早稲田~高田馬場間になりますが、神田川を超えた文京区方面、超高級住宅街の神楽坂方面にも物件はあるので、大学を中心として半径1~2km以内をくまなくチェックしましょう。

(2)西武新宿線(高田馬場~花小金井あたり)
 大学近辺にアパートを借りると、「友人のたまり場になってしまう」という大きなリスク(?)があります。それを避けるために少しだけ離れるなら、西武新宿線が◎。高田馬場まで1駅歩く“馬場歩き”がイヤでなければ、西武新宿線が良いでしょう。23区を出て、田無より先まで行けば、家賃もだいぶ下がります。

(3)中央線(中野~三鷹あたり)
 よりアクティブに遊びたいなら、東西線の終点の中野や、そのまま接続する中央線沿いは魅力的。高円寺、阿佐ヶ谷、吉祥寺などは、いずれも一人暮らし(とりわけ男子)にはぴったりの街並みが駅前に広がっており、就職後のそのまま住み続ける人も少なくありません。

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