「給料が上がらない」と嘆く現役世代はなおさらだ。
「アベノミクスで株価が上がっていますが、企業は利益を得ているのにサラリーマンの給料はなかなか上がらない。企業は得た利益を人件費に回すより、配当として株主に還元することに力を入れているからです。政府の『企業のガバナンス改革』で株主重視の姿勢を強める企業が増えている。働いても給料が増えないなら、儲かっている会社の株を買うことでアベノミクスの恩恵を受けるのが賢い選択なのではないでしょうか」（森田氏）
※週刊ポスト2018年1月26日号
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