2018年も好スタートの日経平均　次の目標価格は2万6000円台か

　2018年に入っても上昇基調が続く日本株だが、今後の日経平均株価の目標価格はどれぐらいになるのだろうか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、その見通しについて解説する。

　＊　＊　＊
　今回は日経平均株価についてお伝えします。日経平均株価は年始早々大きく上昇しました。急激に上昇したので、直近はレンジのような動きが少し続く可能性を私は考えています。

　そうした考えから、下落したところを押し目買いし、利益が出たらしっかりと利益確定するスタンスでトレードをしています。利益確定のタイミングはテクニカル分析によって判断します。

　では、日経平均株価の長期的な見通しはどうでしょうか？　私としては、テクニカル分析から、「大きい流れは変わらず上昇傾向にある」と考えています。そして目標価格は2万6000円後半あたりを意識しています。

　なぜ2万6000円台後半なのか？　フィボナッチ・リトレースメントというテクニカルツールによってその価格が導き出されるからです（フィボナッチ・リトレースメントは、上昇に対する押し目、下落に対する戻し目に当たる価格を計算するテクニカルツール）。