実際に丸々1日打ち続ける日は、月に15日くらい。半日くらいで切り上げる日が10日ほど。残りは休日としていました。週休2日が確保できるかどうかという感じです。そして、1か月の収支は平均してプラス12万円くらい。たまに40万円くらいプラスになる月もあれば、マイナスになってしまう月もありました。
このようなスロプロ生活が続くのも3か月くらいが精一杯でした。高設定台を打って、たくさん出ているときはテンションも上がりますが、それ以外の時間は特に楽しいことなどありません。その結果、だんだんとデータ収集を怠るようになり、さらには高設定ではないと分かっていても「打ちたいから」ということで打つようになり、どんどん負けていってしまいます。
とにかく、ストイックでなければいけないのが「スロプロ」です。少しでも「楽しみたい」という気持ちがあると、あっという間に負け始めてしまうのではないでしょうか。結局私は、そこまでストイックになりきれず、半年で音を上げてしまいました。
必死になって頑張れば、たしかにパチスロで稼ぐことも可能かもしれませんが、そのために費やす時間と労力を考えると、はっきりいって割に合いません。ギャンブルで生活するというと「ラクして生きる」というイメージですが、その実情はまったくの逆。普通に仕事をしたほうがよっぽどラクだと思います。