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ローソンは無人化、セブンは接客… 岐路に立つコンビニ戦略

岐路に立つコンビニ戦略(イメージ)

 人々の生活スタイルの変化や技術革新に伴い、コンビニ各社は“これから”を見据え、次々と新たな取り組みを行っている。

 例えば、ローソンは昨年10月、楽天とタッグを組んでドローン配達の試験運用を開始したほか、パナソニックと共同して、無人レジ「レジロボ」にも取り組んでいる。かごに入った商品を専用の装置に入れると、各商品についた電子タグを“ロボ”がスキャンして瞬時に精算し、後は現金かクレジットカードで支払う仕組みだ。

 大阪府守口市の「ローソンパナソニック前店」でレジロボの検証実験を行ったところ、有人のレジには客が誰も並ばず、レジロボには大行列ができたという。

 ファミリーマートもLINEと提携して、AI(人工知能)とスマートフォンを用いた無人レジ構想を進めている。『セブン-イレブン 金の法則』(朝日新書)の著者でコンビニ業界に詳しい吉岡秀子さんは、こう語る。

「今、無人レジで他社をリードしているのはローソンでしょうか。ローソンは店内のロボットがお勧め商品を教えてくれたり、無人でスマホを介して支払いが完了したりといった“未来のコンビニ像”を実験中です」

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