人間誰しも息抜きは必ず必要。何とかお金をかけずに余暇を楽しく過ごす方法はないものだろうか。東京都に住む40代の男性・Yさんの趣味は「クイズ」だ。テレビではクイズ番組が毎日のように放送されているが、どのようにすれば、クイズを趣味として楽しめるのか?
Yさんがクイズにハマったのはおよそ10年前のこと。同年代の友人と飲んでいる時、子供の頃に夢中になったテレビ番組の話題になり、そこで思い出したのが『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)だった。「成田のじゃんけん大会」「機内ペーパークイズ」「どろんこクイズ」「NYパンナムビルの決勝」など、伝説的なクイズ番組の話で大いに盛り上がったYさんは、動画サイトでその動画を探して見ているうちに、自分でも無性にクイズがやりたくなり、とりあえずはゲームセンターのクイズゲームにドハマリした。Yさんがいう。
「私がウルトラクイズに出られる年齢になった年に、ちょうどウルトラクイズが終わってしまったんです。当時はスゴくショックだったものの、そんなことはすっかり忘れていたのですが、お酒を飲みながらウルトラクイズの話をしているうちに、当時の悔しさがふつふつと沸き上がってきて、クイズをやりたくなったのです」
しばらくゲームセンター通いを続けたものの、やがてクイズゲームでは飽き足らなくなったYさん。どうしても“ウルトラクイズ気分”を味わいたくなり、ネットで調べてみると、クイズ好きが主催するクイズ大会が頻繁に開催されていることを知り、試しに出場してみると、これが大変楽しかったそうだ。