レシート活用術の達人・公認会計士の平林亮子さんは「レシートは出費のムダを減らす最強ツール」だという。そこで、マネー記者でありながら家計簿もつけず、やりくりにはちょっと自信がないO記者が、レシートを1か月分集め、その効果を検証してみた。
生活費だけでレシートが36枚にも!
大学生と高校生の2児の母でもあるマネー記者O。生活費の予算は月8万円と決めているが、家計の把握はざっくり。そこで、平林先生の教えに従い、レシート集めを1か月実践。いやコレ、やってみるとおもしろい!
まず驚いたのがレシートの枚数。生活費だけで36枚も。食材はなるべく数日分をまとめ買いしているつもりだったのに、これじゃあ、毎日行ってる計算に。こりゃ予算をオーバーするわって覚悟したけど、結果は7万円強。
「レシートください」って言うだけで、気持ちが引き締まって、ムダ遣いしないぞって思えたのがよかったのかも。
ただ、レシートを見返したら謎の出費はあるわ、捨てちゃった食材はあるわで、ムダがいっぱい! 自分が恥ずかしくて、今年はもっと計画的になろうと決意しました。
問題は特別出費。実践したのが12月だったこともあって、忘年会やら、コートの新調やらで特別出費用の貯金がスッカラカンに…。でも、洋服も忘年会も大満足だったから、後悔はなし!
先生、こんな私ですが、もっとムダをなくせますか~。