家計

湯たんぽはコスパよくない? 就寝時に布団をホカホカにするには

湯たんぽは実はコスパがよくない?

 寒い冬場は暖房器具をフル稼働させがち。特に厳しい寒さが続くこの冬は、電気代が跳ね上がるケースも少なくない。それでも、ほんのわずかな工夫をすれば電気代をグッと節約できる。専門家に聞いてみた。

就寝前のエアコンは布団を広げてスイッチオン

 エアコンを使わず、布団乾燥機で布団をホカホカにしてから寝るのは節電につながるといわれている。

「布団乾燥機の消費電力は、だいたい1時間500W。電気代に換算すると1時間約13.5円です。エアコン暖房は6畳用で1時間6.4円程度かかりますので、もし就寝中ずっとエアコンを使うなら、布団乾燥機を使う方が、節電といえます」(オールアバウト家電ガイドの戸井田園子さん)

 しかし、寒さが厳しいと部屋の温度も上げたくなるものである。

「そんな時は、布団乾燥機ではなく、エアコンの風向きを布団にあたるようにし、寝る時まで掛け布団をめくって温風を当てておくのがおすすめ。これなら、効率よく部屋も布団も温まるので一石二鳥です」(戸井田さん)

 ちなみに昔ながらの湯たんぽは「お湯を沸かすコストがかかるうえ、3時間くらいしか持たないからコスパが悪い」(節約アドバイザーの和田由貴さん)とのこと。

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