そうしたなか、総売り上げの9割以上を半導体製造装置が占め、世界の大半の半導体メーカーと取引実績を持つ同社の業績は、まさに絶好調となっています。
前期(2017年3月期)は前期比20%の増収、同48%の純利益増と売上高、利益ともに過去最高を記録。今期(2018年3月期)も売上高が前期比41.3%増の1兆1300億円、営業利益は同74.1%増の2710億円、純利益も同71.9%増の1980億円を見込み、さらに力強さを増しています。営業利益率やROE(株主資本利益率)も改善が続いており、資本効率は年々よくなっています。半導体のスーパーサイクルをとらえるべく工場の拡張など先行投資を進めている点も非常にポジティブといえます。
この先も大きな追い風を受けることを見通すと、これからエントリーしてもまだ遅くはないでしょうし、株価が下がったところはむしろ狙い目といえるのではないでしょうか。