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富裕層が集まるシンガポールの「セレブ妻」たちの生活スタイル

シンガポールの富裕層の生活は?


 アジアの金融センターと言われ、世界中から富裕層が集まっているシンガポール。夫の仕事で当地に住むファイナンシャル・プランナーの花輪陽子氏は「シンガポールに集まるセレブ妻たちの服装は、さながらファッションショーです」という。彼女たちの生態を花輪氏が報告する。

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 私が今暮らしているシンガポールは、香港とともに、金融資産1億ドル(約107億円)を超える「超富裕層世帯」の割合が多いとされています。世界中から富裕層が集まると、同じように世界中から「美人妻」たちも集まります。彼女たちの出身国はインドネシア、タイ、インド、中国などのアジアから、ロシアやヨーロッパなど様々です。日本にいたらインスタグラムでその片鱗しか見られないような富裕層や美人妻たちのライフスタイルを身近に覗くことができるのもシンガポールライフの醍醐味の一つとなっています。

 セレブ美人妻はどこに生息するのでしょうか。私が彼女たちと出会う場所は、子供のインターナショナルスクールや習い事、アパレル企業が主催するパーティー(シンガポールではちょっとしたパーティーが多く、セレブ妻たちもよく出没する)、有名レストランや美容院、ホテル、複合リゾート知られるとして知られるマリーナベイ・サンズなどです。

 彼女たちの夫は会社経営者か金融機関に務めるハイクラスビジネスマン。年収は数千万円は当たり前で、数億円クラスの人も珍しくありません。そして彼女たち自身は、専業主婦であるケースが多いのですが、中には趣味の延長でお店を出している人もいます。インスタグラムやネットで手作り作品の物販を行なっている人もいれば、美容店などを経営している妻もいます。専業主婦の中でも、ボランティア活動を積極的に行なって忙しくしている人も多くいます。

「セレブ妻」は、パッと一目見ただけでも分かります。ドルチェ&ガッバーナやグッチなど有名デザイナーの洋服を身につけ、エルメスのバーキンやシャネルの大きなバッグを持っている。靴もエルメスやパンプスの裏が赤い色で有名なクリスチャンルブタン。アクセサリーも有名ブランドの物なので分かりやすいのです。彼女たちが集まるパーティーは、さながらファッションショーです。

 中華系のお金持ちだと、故・野村沙知代さんを思い起こすようなゴージャスな髪型をしている人も多く、肌にもお金をかけているので異様にピカピカです。さらに、整形や豊胸などをしている人も多いようです。私はあまり詳しくないのですが、見る人が見れば整形や豊胸はすぐに分かるようです。とにかく着飾る余裕がある人はハデに着飾るというのが、シンガポールに住むセレブ妻のスタイルなのです。

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