カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

27円台に下落のトルコリラ トルコリラ債含む投信の売りを警戒

トルコリラ円相場の売り材料とは?(写真:アフロ)

 FX(外国為替証拠金取引)において、高金利通貨として知られるトルコリラに注目しているトレーダーは少なくない。為替の変動がなければ、保有しているだけで大きなスワップ金利収入が得られるが、反面、金利で得られる利益以上の為替差損を出してしまう可能性もあるだろう。今回はFXのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、トルコリラ円相場の先行きについて見解を述べる。

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 トルコリラは高金利通貨であり、くりっく365でトルコリラ円の買いポジションを持っていれば、1万通貨あたり1日約90円、1年間で約3万3000円の金利が入ります。トレーダーにとってこの点は非常に魅力的です。

 私が講師を務める投資スクールの生徒さんの中にも「今まで豪ドルやNZドルなどは高金利通貨として知っていましたが、トルコリラがこんなに高金利だったということは初めて知りました!知ることができて良かったです!」と喜びながら語る人がいました。

 また、すでに多くのトルコリラ円の買いポジションを持ち、「将来的にはスワップ金利だけで家族を養っていきたいです」と語る方もいました。多額の資金が用意できる方であれば、本当に金利だけで生活できるようになるでしょう。

 ただ、いくら金利が高くても「為替差損が出ていたらキツイ」と感じる方は多いはずです。2月、3月は円高傾向ですが、「まだ下落するのではないか」と不安に思われている方もいるのではないかと思います。

 そこで本日はそうした方に向けてトルコリラ円相場について、私の考えをお伝えします。

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