身元を明かしたくない人への謝礼にも
芸人への差し入れだけでなく、謝礼としてプリペイドカードが使われるケースも多いようだ。広告関連企業の社員Aさんは、こう話す。
「いろいろな人にアイディア出しを頼むことがあるんですが、最近は予算も少ないので、会社から『ギャランティーという形での謝礼は出せない』と言われているんです。でも、タダでアイディアを出してもらうのも忍びないということで、Amazonなどのプリペイドカードを謝礼としてお渡しすることがあります」
とあるメディア関係者Bさんも、プリペイドカードで謝礼を渡すという。
「仕事柄いろいろな職業の人から、様々な情報を聞くんですが、SNS上のみのやりとりのみという人もいます。そういう場合、大抵はメールアドレスも知らないままで、もちろん直接会うこともないし、振込先もわからないので、謝礼はプリペイドカードのシリアルナンバーということが多いですね」
AmazonやiTunes Storeのプリペイドカードは、意外なところでも活躍しているようだ。