趣味やプロフィール欄には、男性が盛り上がれそうなプロ野球やサッカーなどのスポーツや少年漫画、アクション系映画が好きであるとアピール。事前に情報を集め、勉強する努力もマストだという。Aさんも最初のころはコツがつかめず「5時間PCの前にただ座っていたこともある」とのこと。
Aさんが登録しているのは、純粋に異性との会話を楽しみたいという目的の「ノンアダルト」のライブチャットで、感覚としてはキャバクラで働くのに近いのかもしれない。しかし、たとえ性的な行為や会話が禁止されていても、「服を脱いでほしい」などと言ってくる男性もいる。また、会話内容やウェブカメラの映り込みに細心の注意を払っていなければ、相手男性に自宅がバレたりするリスクもある。家族や知り合いに内緒でチャットレディをやっていても、ちょっとしたことでバレてしまう可能性も捨てきれない。
そうした様々なリスクがあることに加え、努力や工夫も必要で、ほとんど稼げない日もあるという。いくら「簡単」「楽しい」「高収入」とうたわれていても、そう額面通りに受け取っていいものではないようだ。