食品などの生活必需品に続き、今年はインフラも値上げが相次いでいる。ゆうパック代金や電気、ガスをはじめ、介護保険料、自営業者らが加入する国民健康保険も4月から多くの自治体が値上げに。例えば大阪市は介護保険料の基準額が月額1169円アップ。お住まいのある自治体で、保険料を確認してみて!
【郵便】
・ゆうパック:平均12%UP
昨秋に値上げしたヤマト運輸に続き、ゆうパックも値上げに踏み切った。例えば東京~大阪間で60サイズの荷物を送る場合110円アップに。
「小型・軽量の荷物なら全国一律送料のクリックポスト(164円)やレターパックライト(360円)がおすすめです。ゆうパックの場合、持ち込めば120円引きに、また、1年以内に同一宛先に送ると60円引きになります。さらに、家にある切手や金券ショップで安く買った切手を使えば節約になります」(節約アドバイザー・丸山晴美さん)
【ガス】
・大阪ガス:46円UP
・東京ガス:45円UP
・東邦ガス:43円UP
・西部ガス:35円UP
※標準的な家庭の月額ガス料金の上がり幅
ガス料金も、ここ数か月は連続で値上がりしている。例えば、4月の月額料金は前月から下記のように値上げされた。
「ガスも自由化が始まっているので見直すのも手。とはいえ、まだ業者が限定されているので、鍋底の水滴を拭き取ってから火にかける、湯船には保温シートをかけて追い焚きをしないなど、小さな努力を続けてみて」(丸山さん)