メルカリやラクマなど、インターネットを介し個人間で商品の売り買いができるフリマアプリが人気だ。とはいえ、自分で出品しようと思っても、フリマアプリには常時大量の出品物が混在しており、その中で目立たせるにはそれなりの作法が必要だ。フリマアプリ・オークション歴14年のカリスマ主婦でオールアバウトフリマアプリガイドの川崎さちえさんが語る。
「メルカリのユーザー数が多いのはお昼の12時から1時、夜の10時から11時といわれています。この時間帯に出品すれば、より多くのユーザーの目に留まり、購入してもらえる可能性が高くなります」
どんなキーワードで商品を説明するかでも売れゆきが変わってくる。買い手が絶対に現れる「キーワード」の鉄則5か条を紹介しよう。
【1】「色」から「季節」まで、単語を増やせ
ユーザーは商品検索の際、「セーター」「白」「Mサイズ」といった単語で検索することがほとんど。いかにこの検索ワードに引っかかる文章を作るかが重要。女性用、夏物、丈、形など細かく「単語」をちりばめることで、買い手が現れる可能性がぐっと高まる。
【2】ブランド名はカタカナと英語を併記せよ
商品説明の文章では、ブランド名で検索する人間も多い。「ディオール」とカタカナで検索する人もいれば、「Dior」とアルファベットで検索する人もいる。どちらの人にも引っかかるようにするのが大切。
【3】「使用状況」を克明に書け
フリマアプリユーザーの中には、未使用品のみ求めている人もいる。新品の場合は未使用、未開封の言葉を必ず表記し、開封後未使用の場合もその旨を入れる。1度しか使っていないなど商品劣化が一切ない場合は「ほぼ新品」という言葉も表記するとよい。