ゆでるのをやめる
小松菜や青梗菜などの葉物野菜は、ゆでたり電子レンジで温めずとも、冷凍してから解凍すればゆでた時と同じ状態になるという。
「野菜を洗い、使いやすい大きさに切ったら、保存袋に入れて冷凍します。常温で解凍すれば、お浸しや和え物にそのまま使えます。ただし、灰汁の気になるほうれん草などは下ゆでを」
夕食の調理をやめる
平日夜のご飯作りが大変なら、朝の5分で下ごしらえができるホイル焼きがおすすめ。
「出かける前に、アルミ箔に魚の切り身や肉の薄切りと野菜をのせ、塩こしょうして包み、冷蔵庫へ。帰ってきたらオーブントースターで焼くだけ。調理器具も汚さず、アルミ箔のまま皿にのせれば食器洗いの手間も軽減」
朝食の調理をやめる
「欧米では、冷蔵庫に、シリアル、ハム、チーズ、ジャム、ヨーグルト、牛乳などを常備して、朝食作りに火を使わないのが一般的。和食でもこの方法を活用し、前夜にみそ汁を余分に作り、あとは火を使わない納豆、生卵、豆腐、漬けものなどを常備しておけば調理いらずです」(家事生活研究家の佐光紀子さん)
小袋調味料のストックをやめる
刺身用のわさびや納豆のからしなど、気がつくとたまっている小袋調味料。冷蔵庫内に散乱し、整理が手間に…。
「わさびやからしチューブ、しょうゆのボトルなどにテープで貼ったり、クリップでとめておけば、優先的に使え、賞味期限切れも防げますよ」(本間さん)
化粧品サンプルも同様に。
●イラスト/古野崎ちさ子
※女性セブン2018年6月14日号