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自動車保険の見直しポイント 通販型選択、年齢条件見直し、車両保険外す等

年齢条件を見直せば半額以下に

 ファイナンシャルプランナーの中垣香代子さんが話す。

「子供の就職や結婚、夫の転勤など家族に変化があった時は、運転者の年齢条件を見直すのも1つの手です。年齢条件には『全年齢』『21才以上』『26才以上』『35才以上』のような区分があり、運転者の年齢が低くなるほど保険料が高くなるため、子供の年齢を外すなどすれば、保険料は節約できるのです」

 これを実践した48才の主婦B子さんが話す。

「20才の娘が就職で家を出たのを機に、現在加入しているセゾン自動車火災の『おとなの自動車保険』の運転者の年齢条件を変更しました。それまでは20才の子供を含む設定にして年間10万7080円支払っていたのですが、変更後は半額以下の4万5900円に。そこまで安くなるとは思わず驚きました」

車両保険を外せば年間3.7万円カットも

 車両保険が保険料に占める割合は大きい。中垣さんが話す。

「長年乗っていて古くなった車なら、車両保険を外すのもいいでしょう。買ったばかりの新しい車は評価額が高いため、全損時に保険会社が補償する金額も高くなりますが、車が古くなると補償額を数十万円以下にしか設定できないことが多いのです。

 保険証券や更新はがきに記載されている『車両保険金額』や『全損時補償限度額』を確認し、年間数万円払ってその額を保険で備えるメリットがあるかどうかで判断するのがいいと思います」

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