「大暴落してもおかしくない材料があっても、国民のマインドが一気に明るくなるような出来事があれば、株価が上がることがあるのです」(宅森氏)
さて、15日に開幕したW杯ロシア大会では、日本代表は格上の強豪コロンビアを2-1で下し大金星を挙げるという好スタートを切った。南米チームを破ったのはアジア勢としても史上初の快挙で、開幕前はいまひとつだった西野ジャパンへの期待は一気に高まっている。2大会ぶり3度目のグループリーグ突破を賭けた次戦は、現地時間24日に予定されるセネガル戦だ。
実はこの試合には、「末尾4のジンクス」という好材料があると宅森氏は指摘する。
「古くは1936年ベルリン五輪でスウェーデンを破ったベルリンの奇跡をはじめとして、過去のW杯と五輪で、末尾に4がつく日の試合は、日本代表は14戦のうち9勝を挙げています。ただし、日本時間でも4がつく日に限ると、11戦中9勝1敗1分と極めて勝率が高いのです」
次戦セネガル戦の試合開始は、日本時間の24日24時だ。
「24日に試合がスタートするとみるか、25日とみるか。ピッチには日本時間24日に立っているので、要注目です」(宅森氏)
取材・文■森田悦子(ファイナンシャル・プランナー/ライター)