ただし、ボランティアなので、お金はもちろん出ない。そして、宿泊場所も自分で確保する必要がある。ただし、その経験はプライスレスだと、藤井さんは強調する。
「1998年の長野冬季五輪・パラのボランティアは、今でもよく集まっているそうです。彼らの多くが、“大会を体感できる上に多くの絆が得られてよかった”と、その魅力を語っていました」
平昌冬季五輪・パラでは冬休み期間という事情もあり、平均年齢25才の若い世代が活躍した。しかし、募集要項にあるように中高年にも広く門戸は開かれている。私たちも、若い世代と同じ立場で活動できるのだ。世紀の祭典を盛り上げている一体感で、年齢を超えた絆も生まれるかも。
※女性セブン2018年7月5日号