9時に名古屋のOJT-Sでレクチャーを受けて10時30分に終了し、車で移動し、途中昼食を摂りながらさらに常見氏から私にレクチャーをして13時にクライアント企業の工場見学に行き、17時に終了、というスケジュールでした。
どんなトラブルでも「分かった。ちょっと待ってくれ」
そして、迎えた当日、私は常見氏からの電話で起きました。
「今どこ? 着いた? 待ってるよ」
「えっ!!!」
やらかしました……。なんと朝9時、東京・駒場東大前の自宅でまだ私は寝ていたのです。
「ゴメン……。今起きた」
「えっ?? マジか……」
「ゴメン」
「分かった。なんとかする。とにかく12時15分にはウチの会社に来てくれ。9時のトレーナーの取材は後にズラし、13時のクライアントの取材に間に合えばそれでいいようにする。急いで家を出てくれ」
「ゴメン……。すぐに準備する……」
こうして慌てて品川駅に向かい、名古屋に着いたのは11時30分ぐらい。OJT-Sに一応は行ったものの、他の誰かに挨拶するということはなく、取材先へすぐに出発することになりました。途中、まだ時間があるということでラーメン屋へ行き、そこで食べながら同社の成り立ちやあらましを聞き、これから行くクライアント企業についても話を聞きます。