競馬好きにはもちろんたまらない場所だが、競馬好きでなくても意外と楽しいのが競馬場。なかでも特に売店やフードコート、レストランが充実し、存分にグルメを楽しめるのが、東京・府中市にある東京競馬場だ。
200円の入場料を支払えば、馬券を1枚も買わなくても、おいしいものをたくさん食べられるので、レジャーやグルメ目当ての家族連れも多いという。そこで、マネーポストの記者Aが東京競馬場のグルメ取材を敢行。今回は“おやつ系”グルメをいくつか紹介しよう。
行列もできる絶品ソフトクリーム
メインスタンドとなるフジビュースタンド2階にある売店「耕一路」で販売されている大人気のソフトクリーム「モカソフトクリーム」(300円、税込み、以下同)。ごくごくシンプルなソフトクリームだが、口にした瞬間に「これはおいしい!」と叫びたくなるほどの絶品。馬場にも比較的近く、このソフトを食べながら走る馬の姿を楽しむのもいいだろう。
ちなみに、記者が取材をしたのは日曜日の午後という、競馬場が最も混んでいる時間だったとういうこともあり、このモカソフトクリームを求める客で行列ができていた。並び始めてから実際に買うまでは10分程度だったが、間違いなくそれだけの時間をかける価値が十分にあるソフトクリームだと思ったので、ぜひお試しを。
その場で焼いているパン店の名物ドーナツ
フジビュースタンド3階にある「Tokyo Cafe & Bakery」は、その場で焼いたパンを提供するお店。様々な惣菜パンやサンドイッチが販売されているが、そのなかで“名物”となっているのが、『大穴ドーナツ』(200円)と『本命ドーナツ』(360円)だ。
『大穴ドーナツ』は、その名の通り大きな穴をイメージした大きなドーナツだ。直径は15~20cmくらい。生地はふんわりとしていて、大きいけど意外と食べやすい。粉糖がふんだんにまぶしてあるが、決して甘すぎないのも高ポイント。
一方『本命ドーナツ』は、「◎」をイメージしたドーナツで、『大穴ドーナツ』の中に小さなドーナツが入った形をしている。味は同じなので、よりボリュームがほしいのなら、『本命ドーナツ』を選択するのもいいかも。
また、店内で焼いているということもあって、タイミングが良ければ焼きたてをゲットできる可能性も。お土産にもよさそうだ。