鹿島アントラーズのホームスタジアムは「茨城県立カシマサッカースタジアム」。収容人数は約37000人である。
7月22日の明治安田生命J1リーグ「鹿島アントラーズ対柏レイソル」の場合、メインスタンドの1階部分にあたる「カテゴリー1」は5200円(一般前売り、税込み、以下同)、バックスタンド1階の「カテゴリー2」は4200円。また、メインスタンド1階のゴール付近である「カテゴリー3」は4000円、バックスタンド1階のゴール付近となる「カテゴリー4」は3000円となっている。以上はすべて指定席だ。
自由席となるメインスタンド2階の「ウエストゾーン」は2700円、バックスタンド2階の「イーストゾーン」は2500円だ。さらに、多くのサポーターが陣取るゴール裏の「サポーターズシート」はこちらも自由席で2300円となっている。
もっとも安いチケットであれば2300円でスタジアムに入ることができるが、熱いサポーターたちと同じ席になってしまうので、初めてのサッカー観戦であれば少し気後れしてしまうかもしれない。そういう意味では指定席の「カテゴリー1~4」か、ピッチからは少し遠いが、全体を見渡すことができる「ウエストゾーン」か「イーストゾーン」が無難であり、チケット代には3000~5000円程度が必要だということとなる。
チケット料金は各スタジアムで異なるが、J1のチームであれば、概ね2000~5000円くらいの価格帯に入っている。
しかし、J2やJ3の場合は、1000円以下でサッカー観戦できるケースもある。たとえば、大阪・ヤンマースタジアム長居で7月21日に開催される明治安田生命J3リーグ「セレッソ大阪U-23対ガイナーレ鳥取」であれば、「メインスタンド」自由席のみの販売でチケットは1枚800円。試しに見てみるのであれば、かなりリーズナブルな価格と言えるだろう。
ユニフォームはチケット代の何倍も高い
せっかくスタジアムでサッカーを観るのだから、雰囲気作りも重要だということで、ユニフォームを着て観戦するのもいいだろう。しかし、公式のレプリカユニフォームは決して安いものではない。鹿島アントラーズの2018年版のナイキ製レプリカユニフォームであれば、公式オンラインショップの販売価格で1万4040円。チケット代よりもかなり高いのだ。
また、ワールドカップで日本代表が着用したアディダス製のレプリカユニフォームはアディダスの公式オンラインショップで9709円、試合で使用されるものと同じ仕様のオーセンティックユニフォームであれば1万5120円となっている。
ユニフォームを着れば、たしかに気分はかなり盛り上がるだろうが、残念ながらそう安いものではないのだ。
気になるのが、次の日本代表の試合。新監督もまだ発表されていないが、すでに9月から11月にかけて「キリンチャレンジカップ2018」として6試合が日本国内で開催されることが決まっている。対戦国が決まっていない日程もあるが、チケットの先行販売はすでに開始されており、指定席は3600~8200円、自由席は3100円となっている(会場によって料金は異なる)。
日本代表が強くなるには、サッカーファンの増加も必要なはず。日本サッカー強化の願いも込めて、スタジアムに足を運んでみるのもいいだろう。