夏場の家庭でエアコンに次ぐ“電気食い虫”になる冷蔵庫も上手に使いたい。
冷気の通り道を確保するため、冷蔵庫の中身は詰め込むのではなく、物と物との間隔を空けたほうが節電効果は高いが、「冷凍庫は逆で、凍ったものがびっしり入っているほうが冷凍庫内の温度が保たれて節電できます」という点に留意が必要だ。
自宅の冷蔵庫に妻が「透明カーテン」を取り付けている場合も要注意。
「冷気を逃げにくくして消費電力を抑える効果はありますが、カーテンが邪魔して物を出し入れするのに手間取り、ドアが開いている時間が長くなって、電気の無駄になるケースが多いです」
節電を巡る夫婦ゲンカでさらに熱くなるよりも、冷静に「節電術」を見直そう。
※週刊ポスト2018年8月3日号