近頃話題の「1人〇〇」。誰かに気を遣うことなく、1人でいろいろなことを楽しめるとあって、積極的に「1人〇〇」を実践する人も増えているようだ。そんななか、「1人〇〇」の“スペシャリスト”を自認するフリーライターのミネさんがおすすめするのが、「1人水族館」だ。
「水族館といえばデートや家族サービスの定番。女性同士のグループよりも、カップルや家族連れのお客さんが多いものです。でも、1人で行ったほうが、間違いなく水族館の魅力を堪能できると思います」(ミネさん、以下同)
ミネさんいわく、1人水族館の最大の魅力は、「好きな水槽の前に好きなだけいられる」ことだという。
「誰かと一緒にいると、それぞれ興味がある展示と、そうではない展示があるわけです。時間配分なんかもある程度考えなければなりませんが、1人であればまったく問題なし。私は海獣が好きで、たとえばラッコの水槽があればそこにずっと張り付きたい。“居すぎかなぁ”と気にしたり、『早く次のところに進もうよ』と急かされたりすることがないのは本当に快適。気づいたら同じ水槽の前に1時間くらいいたこともあります」
そんなミネさんは、よく行く水族館の年間パスポートを持っている。
「年間パスポートといっても、年に2~3回行けば元が取れるものです。気が向いた時に、いつでも気軽に行けるのはとてもいいですよ。年パスがあれば、短時間しか空いていなくても、『入場料がもったいない』と感じることなく行けるのもメリット。それこそ海獣エリアだけを見て帰るなんていうこともできるわけですし。誰かと行った場合だと、やはりある程度時間をかけて回らなきゃ……ってなりますが、1人の場合はそれも関係なし。滞在時間は20分だけ、ということも珍しくありません」